自然な風合いが魅力の無垢材フローリングですが、お手入れが大変なのでは?と思われる方が多いかもしれません。

たしかに、水が染み込みやすかったり、傷がつきやすかったり、などのデメリットもありますが、それも味わいと感じられる方にはおすすめの床材です。

天然素材だからこその肌触りや香り、調湿・抗菌・防虫・消臭効果など様々な効果が期待できます。

そんな無垢材の自然塗装仕上げのお手入れ方法をご説明いたします。

※自然塗装とは天然由来のオイルや蜜蝋などが原料の浸透性の保護塗装のこと。 一定の表面の保護が期待でき、ナチュラルな見た目と木本来の肌触りが特徴。 木の呼吸を妨げないので調湿機能が失われず、冬はほんのり暖かく、夏はさらっと心地よい、木の質感を感じられます。

・日常的なお掃除は掃除機と乾拭きで。水が染み込みやすいため、水拭きは避けたほうがよいでしょう。

また、科学雑巾やモップ等は使わないでください。薬品が付いており、無垢材に使用すると黒ずみや色むらの原因になります。

・自然塗料が取れてきたと感じたら、自然塗料を塗りなおし、最後に乾いたぞうきんで乾拭きをしてください。全面を塗るのが難しい場合は、よく歩く通路などを重点的に塗装してもよいでしょう。

・頑固な汚れは消しゴムやヤスリがけで取れることもあります。

メンテナンスで美しく経年変化する無垢材。 ご自身でお手入れをすることで、より愛着が湧いてくるかもしれませんね。